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お産の感想文 Tさん(初産婦)

 

妊娠がわかって、どこで産もう?と考えたとき、初めは自然分娩・母乳育児ができるクリニックを

考えました。助産院も気になってはいたものの関東に引っ越してきたばかり。助産院の情報がなく、1人目だし

無難に病院かな~と思っていたところ、助産院で出産経験のある同僚からのすすめがあり、バースあおばの存在を知りました。

初めてバースに電話し見学のお願いをしたときは柳澤さんがでてくださり、「見学おいでよー、今日これからど?」と。

「え?今から?」と声のパワフルさや気さくな雰囲気に笑ってしまいました。後日夫と見学、お話を聞かせてもらい、

こちらでの出産を決めました。

 

妊婦健診にくるたびにこの明るく温かい雰囲気に癒やされ、ここにくることが楽しみの一つになっていました。

何より夫にもいつも良くしていただいて妊娠中から色々なことを教えてもらったり、バースに来ている他のご家族と

お話ししたり。(一部省略)

またウオーキングに参加しだしてからは、一気に仲間ができて妊娠中あるあるを共有しあったり、バースあおばってこんなところだよ、

意気地ってこんなだよと経産婦さんのお話が聞けたりしてますます妊婦ライフが楽しくなってきました。

助産院を選んできた人たちの集まりなだけあって皆さん体づくりや出産にむけての心構えが前向きで、そういったポジティブな刺激をうけられたおかげで

楽しくお腹の赤ちゃんのことを考えながら出産に向けての体づくりが行えたように思えます。

人生初体験の薪割りもいい思い出です。お腹が大きくてもこんなに重いなたを振り上げて、、すごい!と初めて見たときは驚きでした。

 

いよいよ37週の正期産に入ると行きに出産への不安感情がちらつくように()今まではただただ幸せなマタニティライフ♡

と過ごしてきたのですが。本当にバースあおばで産めるのかしらとか、陣痛ってどんな感じなんやろう?という

興味と少しの怖さ。いろんな感情が炸裂しました!

 

安定期に入ってから、歩ける日はなるべく歩こう!と比較的よく身体は動かすようにしてきたのですが、36週からは、より気合いをいれて。

37週の健診は、よく頑張ってるけどそこまで赤ちゃんさがってないよー、1週間は産まれないから大丈夫!と。

38週のときに内診。もう子宮口3センチ開いてると。頭はまだ高いね。今週末産まれる可能性あるよ!とのこと。

うれしい!内診の刺激でお腹が張るけど、まだすぐではないだな、と歩いて帰る。

この日から、毎日お腹に「出ておいで~。」と話しかける。毎日ウオーキング、階段昇降、スクワット、あぐらで過ごすようにしてました。

392日、あれ?産まれないね~。内診は4センチ開いている。陣痛きたら、早いわよと言われる。

395日、まだ産まれない(笑)柳澤さんが内診の刺激する。陣痛きたら早いよ!とまた言われ安心、嬉しいが期待もしないように。

そのまま帰宅と思ったら、今から学生さんと神社の階段、坂道を歩いてきたら?そしたら陣痛来るかもと。まさかの今から?でしたが

神社へ向かう。時間の都合で3往復して帰宅。前駆陣痛はきている。腹ぺこだったのでお餅を3つもりもり食べる

なんとなく産まれる気がしたので、キッチンをかたづけお風呂掃除など。生理痛より痛いかな?と1330お風呂に入る。

1400 45分間隔。陣痛につながりそう!夫にライン。でもまだまだ余裕。

1430 痛み強くなってきた。ふーっと呼吸する感じ。夫、早く帰ってこないかなーとうろうろ。夫が帰ってきて明らかにいつもより痛みがあるが

夫にはとりあえず仕事してもらう。

1530 どの姿勢も痛い!気を紛らわせるために録画をみるが陣痛で無理!消してと頼む(笑)陣痛24分夫にこのころから腰をさすってもらう。

立ったりしゃがんだり、トイレに行ったりして過ごす。

1640 1回1回の痛みは強くなってる。間歇余裕、笑える。陣痛は2~3分。いつバースに電話しよう。

1700 夫に促されバースに電話。早すぎるかなと思ったけど、一度来てみてと。安心。歯を磨いてバースへ。

1800 到着。行く道中で5分おきになったり、陣痛に強弱があって。やっぱり早かったか?

1900 どんどん陣痛が強くなり子宮口8センチ。バーススツールに座る過ごし方が良かった。テルミーをスコープでしてもらって気持ちよかった!

1930 自然破水。けど破水した瞬間、陣痛が弱まってしまい落胆。トイレに行ったりあぐらで過ごしたり、眠気に襲われウトウト。

もうすぐかと思った矢先に痛みが遠のき、一気にやる気も落ちる。自分でもやばいと思うくらいふてくされていた(笑)

いつまでかかるんやろう、、このまましばらくて痛いするのかな。時計をみるとまだバースにきて2時間半。今日中に産みたい!

とにかく陣痛を強めるためにいろんな姿勢を試す。ウィダーゼリーを一気の飲み。その後1回陣痛の合間にグッと眠った後からは

また本気の陣痛再開!必死で呼吸する。バースプアランになるべく会陰がさけないようにと書いたので姿勢どうする?と聞かれ

仰向けにトライするが腰の痛みに無理!とバーススツールに座る。(病院のあおむけの分娩台では産めない!と思いました)

2120 もう赤ちゃんの頭触れるよと手袋をつけさせてもらい鏡でおまたをみて触らせてもらう。すぐそこに頭があることにびっくりした。

赤ちゃんに「えらいね、頑張れ-」と声をかける。勝手に入るいきみで赤ちゃんの頭がぐんっとはさまってくる感覚がわかる。もう会える!と頑張れるし、

陣痛の合間は冷静。傷が大きくならないように声をかけて下さいと助産師に言う(笑)頭が出た後の感覚はどんな?と頭で思う。よくみんが言っていた

「どぅるん!」と言う感じがわかったかも。すぐに抱っこさせてもらって、「オギャーオギャー」と泣き続ける息子。夫婦ともに号泣すると思っていたけれど

スピード出産でハイになっていたのもあり涙は一滴もでず。この日はうぶごえのお部屋で夫も一緒に泊まらせていただき、3人で過ごした時間もとても大切な

思い出となりました。最高に幸せやなあって思いました。出産に立ち立ち合ったバースの皆さん、妊娠中に出会ったバース仲間のおかげで

最高のマタニティライフ、出産を終えれました。感謝しかありません。立ち合ってくれた学生さんが一緒に感動してくれてとても嬉しかったです。

本当にありがとうございます。

 

 

 

<夫から>

出産に関しては最初から妻が自分の意思をしっかり持っていたので、バースあおばに来たのも

「よくわかっていないけど一緒に来た」的な感じでした。ほぼほぼ毎回一緒に検診にきてバースあおばの助産師さんや

学生さん、他のパパママや赤ちゃんとお話したり、ふれあっているうちに、すぐにこの場所が好きになって居心地が良くなりました(笑)

妊娠中は妻と一緒にウオーキングや階段昇降をして赤ちゃんを楽しみに、幸せに過ごすことができました。

お産の日、最初は自分が思っていたよりそわそわしなかったのですが、タクシーでバースあおばにむかっている間にだんだんとドキドキしました。

うぶごえにはいってから少し緊張していましたが、いつの間にか緊張していましたがは和らいで「妻と一緒に早く赤ちゃんに会いたい!」という思いで

妻を応援していました。

赤ちゃんの頭が見え始めてからは、ただ「もうすぐ会える!」というきもちで興奮していました。産まれたときは感動、、というよりは喜びや幸せの方が

大きかった気がします。たち会いはしないと集散がどれだけ大変かわからないと思っていましたが、たち会いをしても自分は全く痛くないし、男は

何も分からないんだなあと無力を感じました。だからこそ、せっかく頑張っている妻の姿をこの目で見たのだから、これからの育児を頑張ろう!と思いました!

バースあおばでたち会いができて良かったです!本当にありがとうございました!