今回は6月に出産した経産婦さんの感想文を載せさせていただきました。
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38週3日、まだ予定日まで11日あるし、主人は地方に出張中なので「生まれるのもう少しまってね」と言い聞かせていた前日。14日はちょうど健診日で「まだ大丈夫だと思うけど、ちょうど父の日あたりが満月でいい時なんだよね~」と仲さんに言われ気になりつつも主人を待ってまだ生まれないはず!!と思い就寝。
15日、朝6時半、目覚めてぼーっとしていると鈍い破裂音とともにバシャーと破水!!え~!!上の子の時はおしるしからの陣痛だったので、まさか破水はないだろうと思い混んでいたので、大量の破水に慌てて、丁度手伝いに来ていた母と娘を起こしてバースへ。この日は大雨で気圧も変わり破水したのかも・・・
まだ、陣痛もきていなかったので、赤ちゃんが元気なことを確認し一旦帰宅。
朝食をとり、まだすぐに産まれてほしくなかった(主人が出張先からバースに向かっていたので)私は、横になり安静にしていると、9時半頃に微弱な痛みが。1時間後には間隔が10分~5分になりバースに電話。痛みが強くなったらまた電話することになり、11時半頃もう痛みがついてきて行ったほうがよさそうと、電話をしてからバースへ。
バースについて横になるとさらに痛みが強くなり、内診前にうぶごえの部屋に移動。『主人はまだか!?あと1時間くらいでは着く予定なはず・・・』と、陣痛をこらえる中、主人に電話。なかなか着かない主人を待つことができず、もう赤ちゃんも出たがっている感じがすごくあり、無事に出産!
母も長女も立ち会ってくれて、なかなかできない経験に母も長女もテンションが上がっていました!!立ち会ってもらえて良かった!! 出産後30分ほどすると主人登場(笑)大雨でタクシーがなかなかつかまらず、間に合わなかったと。
今回のお産は満月&大雨で気圧変動に左右されたお産になりました。前回のお産が8時間と安産だったので、お産に関してはあまり心配はなかったのですが、私の中での本番はここから!!母乳をあげられるかどうか!!
前回の出産後、母乳がなかなか出ず。母子分離制で、母乳をあげた後は飲みが悪いとミルクで対応、という所だった前回。退院後も同じスタイルで授乳している中、退院3週間後主人が脳梗塞で入院。日中の面会で授乳回数も減ってしまい、睡眠も減り母乳が出なくなってしまいました。
その後、母乳があげられていない罪悪感がストレスとなり、今思うと、産後うつ状態だったのだと・・・。「母乳の時間?」と、他の人から言われると「いえ、ミルクの時間です。」と、たわいもない会話に反発し涙したことも・・・。今でも長女に母乳をあげられなかった事を後悔していました。
そして、今回の出産では母乳へのこだわりは強くあって、リベンジしたい!!と思っていました。案の定、おっぱいは硬く、吸いづらい乳首・・・本当に出るのかなぁ。
不安になりそうな私を元気づけて不安を吹き飛ばしてくれるスタッフの皆さんの声かけと一緒に頑張って下さる温かさに救われる毎日。前回の出産・授乳では、相談もできず、一人で悩む日々。本当にバースにしてよかった。(涙)
出産2日目、ぽつぽつと出始めているけど、乳首が硬くてとても吸いづらそう。本人も眠気の方が強く、やる気がない感じ。飲めていないけど大丈夫なのか不安になり、相談すると「2~3日の蓄えはまだまだあるから大丈夫なのよ♪」と。「へ~そうなんだ!!初めて知った。」
前回は周りがぐいぐい飲んでいて比べてしまい、飲んでいない我が子は大丈夫か?と不安になっていたのに。その知識、当時の私に教えてあげたい(>_<)!!3日目の夕方頃からおっぱいが張り始め、夜には痛くて眠れず、ベビーは熟睡して飲んでくれず。
張っているおっぱいを朝からケアしてもらい、痛みをこらえて朝おっぱいはスッキリ。バースでしかできない朝のテルミーケアに救われる毎日。4日目、ケアのおかげで乳首もほぐれはじめ、ベビーも吸う意欲が出始めてきました。授乳は大変だけど、毎回スタッフ、実習生がそばにいてくれアドバイス、補助、「大丈夫!吸えているよ~!上手上手!」「焦らないで、絶対出るようになるから。」と励ましてくださり、一人で頑張っているわけじゃないんだと毎回感謝でいっぱいの日々。
5日目あたりでおっぱいも出始めわりと吸いやすい左側の乳首は自分でも授乳できるようになり一安心。右側は陥没していて硬いのでなかなか飲みがすすまず、自分でもどの位置がいいのかわからない時も、側でスタッフの皆さんが手伝ってくれ少しづつ柔らかくなってきました。
一日一日おっぱいの状態も良くなり、吸ってくれ始め右側はまだ苦戦していますが、日々の変化に嬉しさを感じる毎日。
ここまでにたどりつけたのも、スタッフさんの技とテルミー、優しい励ましのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にバースで出産できて良かったです。前回のお産の後悔の気持ちも一緒に救ってくれたようなお産になりました。
本当にありがとうございました。